公立大学法人運営費交付金算定メモ28（奈良県立医科大学）

平成１９年度～平成２４年度予算

【人件費の見積り】
　中期目標期間中総額６８,３２９百万円を支出する。（退職手当を除く。）
注）退職手当については、公立大学法人奈良県立医科大学職員退職手当規程に基づいて支給し、その財源は、運営費交付金を充てる。
【運営費交付金の算定ルール】
　県から交付される運営費交付金は、下記の算定基準等に基づき、一定の仮定の下に試算されたものであり、各事業年度の運営費交付金は、県の予算編成過程において、基準を適用する等により計算し、決定される。
(1) 大学
　医科大学に係る平成１８年度の普通交付税の基準財政需要額算定方法等に準じて算定
(2) 附属病院
　公立大学の附属病院としての性格上、一般会計が負担すべき経費として国が定める公営企業の繰出基準等に準じて算定

平成２５年度～平成３０年度　予算

注）中期目標Ⅵ－４「繰越欠損金の解消」を達成するため、収入が支出を９３０百万円上回る予算を計上している。

【人件費の見積】

　中期目標期間中　総額９０，２５１百万円を支出する。（退職手当を除く。）

注）退職手当については、公立大学法人奈良県立医科大学職員退職手当規程に基づいて支給する。また、地方独立行政法人法第５２条第２項に規定する職員及びその後任補充者（以下、「承継職員等」という。）に係る退職手当については、運営費交付金を財源とし、承継職員等以外の職員に係る退職手当については、退職給付債務の引当を行う。

【運営費交付金の算定ルール】

　県から交付される運営費交付金は、下記の算定基準等に基づき、一定の仮定の下に試算されたものであり、各事業年度の運営費交付金は、県の予算編成過程において、基準を適用する等により計算し、決定される。

（１）大学
　①教育研究の推進

　医科大学に係る平成２４年度の普通交付税の基準財政需要額算定方法等に準じて算定

　②退職手当
　　承継職員等に係る退職手当のうち県職員としての勤務期間相当分

　　　注）退職手当支払い見込みにより交付し、翌々年度の運営費交付金で精算する。

（２）附属病院
　①退職手当
　　承継職員等に係る退職手当のうち県職員としての勤務期間相当分

　　　注）退職手当支払い見込みにより交付し、翌々年度の運営費交付金で精算する。

　②法人化後の県債元利償還金

　　法人化後の施設・設備整備にかかる長期借入金の元利償還額の一定割合

（３）調整項目
　①法人負担額の控除
　　法人化前の附属病院の施設・設備整備に係る県債の元利償還額２／３相当額

　②寄附金との調整

　　ふるさと奈良県応援寄附金のうち、県立医科大学分として寄附された額
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　具体的な算定式はないようですが、地方交付税に基づいているということのようですな。病院については、第1期は公営企業に準じるような書きぶりですが、第2期は･･･？ところで、以前やった分析だと2010年度唯一マイナス法人でしたが、その分は補助されているようですね。ただ、以前訪問したときも他の医大と比べてあまりもらえてなさそうだったのを記憶してます。