Yoshiei Watanabeのつぶやき

研究の進捗、ちょっとした発見などをつづります。岩手県立大学に勤務してますので、公立大学や岩手県内の教育の状況を分析しています。その他福島(18年居住)・宮城(11年居住)にも少なからぬ縁がありますので、比較分析をしていきます。

公立大学法人運営費交付金算定メモ29(岡山県立大学)

予算(平成19年度~平成24年度)

〔積算にあたっての基本的な考え方〕
1 中期目標期間中の予算は、平成19年度の予算の見積額を基準として一定の抑制を図っている
2 物価変動及びベースアップは、考慮していない。
〔人件費の見積り〕
1 人件費の見積りについては、人員を一定のものとして見込んで試算している。
岡山県からの派遣職員を除く職員の退職手当については、公立大学法人岡山県立大学職員退職手当規程(ならびに公立大学法人岡山県立大学役員退職手当規程)に基づいて計算し、その額が運営費交付金で措置されているものとして見込んでいる。
〔運営費交付金の算定方法及び今後の方針〕
  運営費交付金=教育研究経費+人件費+一般管理費-自己収入
1 平成19年度は、岡山県が予算編成方針に従い、実績に基づき個別に積算している。
2 平成20年度以降の運営費交付金については、改訂第3次行財政改革大綱の方針に沿って積算しているが、なお、平成22年度以降については、それまでの数年間の経営状況を踏まえ算定方法について再度検討される可能性がある。
〔受託研究等の見積り〕
1 受託研究等収入及び寄附金収入については、過去の収入実績を勘案し試算している。

 

予算(平成25年度~平成30年度)

〔積算にあたっての基本的な考え方〕
1 中期目標期間中の予算は、前期中期目標期間中の決算額を基礎とし、毎年度一定の歳出削減を図っていくものとして算定している。
目的積立金取崩収入は、前期中期目標期間の目的積立金残額を今期中期目標期間の業務の財源に充てることについて、地方独立行政法人法第40条第4項の規定により、知事から承認されるものとして算定している。
3 物価変動及びベースアップは考慮していない。
〔人件費の見積り〕
1 人件費は、岡山県行財政構造改革大綱2008」による給与カットを復元することとして算定している。
〔運営費交付金の算定方法〕
運営費交付金=教育研究経費+人件費+一般管理費-自己収入
1 運営費交付金については、平成24年度の実績額に対し、各年度一定の削減が行われるものとして計上している。
〔受託研究等の見積り〕
1 受託研究費等収入及び寄付金収入については、前期中期目標期間中の収入実績を基礎に今期中期目標期間中の資金獲得の増を見込んで計上している。
〔大規模修繕費の見積り〕
1 大規模修繕費については、中期目標期間中に必要な額を見積もって一般管理費に計上している。

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 具体的には書いていないのですが、第1期は県の行革方針に沿って抑制の方針と書かれています。第2期も歳出削減と書いてありますが、給与カットを復元することを前提にしているようだ。ちょっと元に戻るってこと?ただ、第2期は目的積立金取り崩しとか、受託収入とかを当てにしているのは今まであまり見られなかったか?