Yoshiei Watanabeのつぶやき

研究の進捗、ちょっとした発見などをつづります。岩手県立大学に勤務してますので、公立大学や岩手県内の教育の状況を分析しています。その他福島(18年居住)・宮城(11年居住)にも少なからぬ縁がありますので、比較分析をしていきます。

Case Study of Utah Higher Educationメモ(Performance部分)

ごく簡単に

National Center 5領域(Preparation, Participation, Affordability, Completion, Benefits)ごとに。

Preparation

・高卒資格を持つ25歳以上の率は高い(全米2位)

・ただし、マイノリティや低所得層との差は大きい

 

Participation

・こちらは低く全米32位。LDSの使命に行く学生が多い(40%ほど)

・こちらも白人との差が大きい。

・やや改善の兆しあり

 

Affordability

・Cost of attending(授業料+経費)は、多くの州で上昇。授業料上昇は、インフレや家計の伸びより大きかったが、ユタ州は低く抑えられてきた。

 

Completion

・こちらもいまいち。高卒率は高いのに、学士率は平均並み。

・終了率は改善を見せているが、人種間の差が大きい。

・機関レベルのデータでは、7~8年かかる。6年修了率は、WeberやUSUなどで改善した証拠あり。

 

Benefits

ユタ州は大卒者が多い(?)のに、経済利益が減っている州の1つ。

・積極的な経済開発の必要あり。