Yoshiei Watanabeのつぶやき

研究の進捗、ちょっとした発見などをつづります。岩手県立大学に勤務してますので、公立大学や岩手県内の教育の状況を分析しています。その他福島(18年居住)・宮城(11年居住)にも少なからぬ縁がありますので、比較分析をしていきます。

公立大学法人運営費交付金算定メモ24(福井県立大学)

予算(平成19年度~平成24年度)

〔人件費の見積り〕
 中期目標期間中総額12,311百万円を支出する(退職手当を除く。)。
(注1)常勤役職員の人件費については、平成19年度の人件費見積額を基準に平成24年度までの5年間で概ね5%を削減するものとして試算している。
(注2)退職手当については、公立大学法人福井県立大学が定める規程に基づき支給することとするが、運営費交付金として措置される額は、各事業年度の予算編成過程において算定される。
〔運営費交付金の算定方法〕
  運営費交付金=標準運営費交付金+特定運営費交付金
【標準運営費交付金
 法人運営における標準的な経費・収入を算定し、その財源不足を補うもの
・平成19年度は、平成18年度予算額を基準として次のように算定
 標準運営費交付金=①+②-③
①【人件費】
 役職員に係る給料、報酬、諸手当、事業主負担等の人件費
②【運営費】
 人件費以外の大学運営費、教務運営費、法人化新規経費等
③【自己収入】
 外部研究資金を除く授業料、入学検定料、入学料等の収入
平成20年度から平成24年度までは、それぞれ前年度の標準運営費交付金の額の1%を削減して算定
【特定運営費交付金
標準運営費交付金で対応できない特定目的の経費
・退職手当および特別研究経費の所要額については、各事業年度の予算編成過程において算定される(上記運営費交付金の額には含まれていない。)。

 

予算(平成25年度~平成30年度) 

〔人件費の見積り〕
中期目標期間中総額11,647百万円を支出する(退職手当を除く。)。
(注1)常勤教員の人件費については、平成25年度当初の人件費見積額を基準に平成30年度までの5年間で概ね毎年0. 5 %ずつ削減するものとして試算している。
(注2)退職手当については、公立大学法人福井県立大学が定める規程に基づき支給することとするが、運営費交付金として措置される額は、各事業年度の予算編成過程において算定される。
〔運営費交付金の算定方法〕
運営費交付金=標準運営費交付金+特定運営費交付金
【標準運営費交付金
法人運営における標準的な経費・収入を算定し、その財源不足を補うもの
・平成25年度は、所要額を次のように算定
標準運営費交付金=①+②-③
①【人件費]
役職員に係る給料、報酬、諸手当、事業主負担等の人件費
②[運営費)
人件費以外の大学運営費、教務運営費等
③【自己収入】
外部研究資金を除く授業料、入学検定料、入学料等の収入
平成25年度から平成30年度までは、それぞれ前年度の標準運営費交付金の額の0.5%を削減して算定
【特定運営費交付金
標準運営費交付金で対応できない特定目的の経費
・退職手当および特別研究経費、中期計画推進経費の所要額については、各事業年度の予算編成過程において算定される(上記運営費交付金の額には含まれていない。)。

-------------ここまで---------------

 第1期・第2期ともに削減が係っているようですが、第1期は1%ずつ削減だったのが、第2期は人件費を常勤教員のみに限定して0.5%ずつ削減していくとし、全体からも0.5%ということで、第1期よりは締め付けがゆるくなっているもよう。